胆嚢胆管

胆嚢胆管

胆嚢・胆管ってどんな臓器

胆嚢・胆管の解剖 胆嚢 胆嚢は、肝裏面に付着する卵円形ないし洋梨状を呈する袋状の臓器であり、肝臓で貯蔵された胆汁を貯蔵している。長さは8~10㎝程度で、容積は50mL程度とされているが、個人差がかなりある。頸部にはハルトマン嚢...
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先天性胆道拡張症

先天性胆道拡張症 congenital biliary dilatation 先天性胆道拡張症は、肝内あるいは肝外胆管が嚢状あるいは紡錘状に拡張する疾患である。 形態学的な分類では、Alonso-Lej分類に肝内胆管の拡張と、...
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膵胆管合流異常

膵胆管合流異常 膵胆管合流異常では膨大部に入る前の括約筋が欠如し、膵液が総胆管に混入して胆管炎を引き起こす。膵管圧が総胆管圧よりも高いために膵液の逆流により総胆管粘膜が障害されるためであり、総胆管の嚢状拡張がみられるものが多いが、み...
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胆嚢癌

胆嚢癌 gallbladder carcinoma 胆嚢癌は胆嚢と胆嚢管から発生する癌である。60歳以上の女性に多くみられ、胆嚢結石の合併率が高い。初期は自覚症状に乏しく、右上腹部痛、黄疸、腹部腫瘤が契機となり、以前は発見時には進行...
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肝外胆管癌

胆管癌 cholangiocarcinoma 肝外胆道系の区分で、肝門部領域胆管、遠位胆管に原発する癌腫である。肝内胆管から発生する肝内胆管癌とは区別して取り扱われている。形態的には壁肥厚浸潤型、腫瘤形成型、管内乳頭型に分けられる。...
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慢性胆嚢炎

慢性胆嚢炎 chronic cholecystitis 胆嚢壁のほぼ全層に慢性の炎症性変化が生じる病態である。その原因には、急性胆嚢炎に引き続いて生じるものと、最初から慢性的に経過するものがある。 結石の合併率が高く、胆嚢壁は...
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急性胆嚢炎

急性胆嚢炎 acute cholecystitis 胆嚢に生じる急性炎症で、胆嚢結石が胆嚢頚部や胆嚢管に嵌頓し、胆汁の通過障害や胆汁うっ滞に細菌感染が加わり発症することが多い。 急性胆嚢炎は胆嚢頚部または胆嚢管が閉塞することで...
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胆嚢結石、胆嚢ポリープ、胆嚢腺筋腫症

胆嚢結石(胆石) 胆石とは胆汁成分をもとに胆道内に形成された結石の総称。 約70%がコレステロール系結石。 胆石の種類コレステロール結石純コレステロール石混成石混合石色素石ビリルビンカルシウム石黒色石まれな結石炭酸カルシ...
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