2021-12

消化管

虫垂炎

虫垂炎 appendicitis 虫垂炎は、虫垂内腔の閉塞、虫垂粘膜への細菌感染を起因とする炎症である。虫垂内腔の閉塞は、粘膜下リンパ濾胞の過形成、糞便うっ滞、糞石、食物残渣などにより生じる。リンパ路のドレナージが閉塞し、虫垂粘膜の...
肝臓

慢性肝炎

慢性肝炎 chronic hepatitis 臨床的に6か月以上持続する肝機能検査値の異常と、組織学的には門脈域を中心にリンパ球浸潤と線維性拡大を認める病態をいう。わが国では肝炎ウイルスによるものを指すのが一般的である。 慢性...
肝臓

急性肝炎

急性肝炎 acute hepatitis 肝臓の細胞壊死を伴う急性炎症であり、その原因にはウイルス、薬剤、アルコールなどがある。もっとも多く一般的なのは肝炎ウイルスに起因したものである。 ヒトのウイルス肝炎の病因ウイルスとして...
腎臓

腎障害

急性腎障害 acute kidney injury 体液の恒常性の維持など、腎が本来もつ働きができなくなった状態をいい、急激に糸球体濾過能が低下する結果、尿量の減少と高窒素血症が出現する。 超音波所見 腎は前後径の腫大を...
胆嚢胆管

慢性胆嚢炎

慢性胆嚢炎 chronic cholecystitis 胆嚢壁のほぼ全層に慢性の炎症性変化が生じる病態である。その原因には、急性胆嚢炎に引き続いて生じるものと、最初から慢性的に経過するものがある。 結石の合併率が高く、胆嚢壁は...
胆嚢胆管

急性胆嚢炎

急性胆嚢炎 acute cholecystitis 胆嚢に生じる急性炎症で、胆嚢結石が胆嚢頚部や胆嚢管に嵌頓し、胆汁の通過障害や胆汁うっ滞に細菌感染が加わり発症することが多い。 急性胆嚢炎は胆嚢頚部または胆嚢管が閉塞することで...
膵臓

自己免疫性膵炎

自己免疫性膵炎 autoimmune pancreatitis : AIP 発生に自己免疫の機序の関与が疑われる疾患である。 膵のびまん性腫大や膵管狭細像が特徴で、高γグロブリン血症、高IgG4血症、自己抗体の存在や副腎皮質ス...
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