2021-11

膵臓

慢性膵炎

慢性膵炎 chronic pancreatitis 膵実質の破壊と脱落を伴う限局性または広範囲にわたる不均一な線維化が特徴である。このため、膵は委縮や形態の変性腫大を示し、膵管は不規則に拡張する。 慢性膵炎は成因によってアルコ...
膵臓

急性膵炎

急性膵炎 acute pancreatitis 膵臓が分泌する各種の消化酵素が何らかの原因により膵組織内で活性化され、膵臓自身が消化されてしまう状態である。 発症原因は胆道疾患性とアルコール性のものが圧倒的に多い。また、明らか...
肝臓

肝臓ってどんな臓器

肝臓の解剖 肝臓は腹部最大の臓器であり、肝左葉の一部が正中線の左方にあるが、大部分は右上腹部に位置している。重量は個人差があるが、1200~1500gである。 肝の前面は腹壁腹膜に接しているが、他の臓器とは触れていない。肝左葉...
肝臓

肝区域

Couinaud分類とHealey&Schroy分類 肝区域分類で品用されているのは、Couinaudによるもので、肝全体を8つの亜区域(Segment)に分ける。肝臓を背側面から見て尾状葉をSegment1(S1)とし、反...
肝臓

超音波エラストグラフィー

超音波エラストグラフィー(肝硬度測定) 慢性肝炎では線維化の進行に伴って肝臓が硬くなり、肝癌の発生リスクが高くなることが知られている。超音波エラストグラフィーでは非侵襲的かつ簡便に肝臓の硬さを計測することが可能なため、肝硬度の判断や...
肝臓

肝細胞癌 HCC

肝細胞癌 hepatocellular carcinoma: HCC 原発性肝癌取扱い規約肉眼分類で、結節型、塊状型、びまん型に分けられる。 結節型肝細胞癌 nodular type 癌部と非癌部の境界が明瞭なものをいい...
肝臓

肝硬変

肝硬変 liver cirrhosis :LC 肝硬変とは慢性肝障害の終末像で、肝機能不全を伴う。腹水、食道静脈瘤、肝性脳症、肝細胞癌を合併し、肝全体にわたり、再生結節とGlisson鞘を中心とした間質性隔壁による肝小葉の改築をみる...
大動脈

腹部大動脈

腹部大動脈瘤 abdominal aortic aneurysm :AAA 大動脈瘤は腎動脈分岐部より末梢で、紡錘状の拡張が多い。最大径が3㎝を超えると大動脈瘤と診断する。(正常は約2㎝で1.5倍以上を瘤とする。) 腹部大動脈...
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