Couinaud分類とHealey&Schroy分類
肝区域分類で品用されているのは、Couinaudによるもので、肝全体を8つの亜区域(Segment)に分ける。肝臓を背側面から見て尾状葉をSegment1(S1)とし、反時計回りに順に番号を付ける。一般に各亜区域をSegmentのSをとって、S1~S8と省略形で表現する。
超音波検査では、区域の境界を走る肝静脈、区域に分布する肝内門脈枝が、区域分類の指標となる。
区域分類の指標
指標となるのは、区域の境界を走行する肝静脈と区域のほぼ中心を走行する肝内門脈である。
検査をしていて思うこと
初めは肝区域が全然わからず、プローブの当てた場所と画面の見え方で門脈枝や肝静脈、肝区域を覚えました。また、超音波の画像とCTやMRIの画像の区域がなかなか一致しなかったが、検査数をこなしていく間にだんだん分かるようになっていきました。
レポートで病変の位置を正確に伝えるために、解剖や肝区域を理解する必要があるなと思いました。
腹部超音波ポケットマニュアルを主に参考にして勉強して作成しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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