肝臓

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劇症肝炎

劇症肝炎 fulminant hepatitis 劇症肝炎とは、肝臓の急激な広汎壊死に基づいて起こる肝不全症状である。急性肝炎発症後8 週間以内に肝性Ⅱ度以上の脳症、プロトロンビン時間40%以下といった高度の肝機能障害を呈し、予後は...
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うっ血肝

うっ血肝 congestive liver 肝静脈~右心系に至る経路に異常が発生し、静脈還流が停滞傾向になることによって肝内に血液のうっ滞を起こした状態である。右心不全などでみられる。 これにより、中心静脈がうっ血し、小葉中心...
検査値

肝機能2

ASTおよびALT アミノトランスフェラーゼは、アミノ基とケト基を転移する反応を触媒する酵素の総称。AST(aspartate aminotransaminase)とALT(alanine aminotransaminase)は、以...
検査値

肝機能

肝機能 肝臓は、蛋白合成や胆汁生成に加えて、エネルギー代謝や尿素、乳酸の解毒などの生体にとって重要な役割を担っている。 一方、肝疾患があっても症状が進行するまでは症状が出にくく、臨床検査を用いた健康診断でのスクリーニングや外来...
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肝内胆管癌

肝内胆管癌(胆管細胞癌) intrahepatic cholangiocarcinoma 肝内胆管(胆管の二次分枝およびその末梢)に発生する癌を指し、左右肝管より下流の胆管に発生した癌(肝外胆管癌)とは区別される。肝内胆管癌のほとん...
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慢性肝炎

慢性肝炎 chronic hepatitis 臨床的に6か月以上持続する肝機能検査値の異常と、組織学的には門脈域を中心にリンパ球浸潤と線維性拡大を認める病態をいう。わが国では肝炎ウイルスによるものを指すのが一般的である。 慢性...
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急性肝炎

急性肝炎 acute hepatitis 肝臓の細胞壊死を伴う急性炎症であり、その原因にはウイルス、薬剤、アルコールなどがある。もっとも多く一般的なのは肝炎ウイルスに起因したものである。 ヒトのウイルス肝炎の病因ウイルスとして...
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肝臓ってどんな臓器

肝臓の解剖 肝臓は腹部最大の臓器であり、肝左葉の一部が正中線の左方にあるが、大部分は右上腹部に位置している。重量は個人差があるが、1200~1500gである。 肝の前面は腹壁腹膜に接しているが、他の臓器とは触れていない。肝左葉...
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肝区域

Couinaud分類とHealey&Schroy分類 肝区域分類で品用されているのは、Couinaudによるもので、肝全体を8つの亜区域(Segment)に分ける。肝臓を背側面から見て尾状葉をSegment1(S1)とし、反...
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超音波エラストグラフィー

超音波エラストグラフィー(肝硬度測定) 慢性肝炎では線維化の進行に伴って肝臓が硬くなり、肝癌の発生リスクが高くなることが知られている。超音波エラストグラフィーでは非侵襲的かつ簡便に肝臓の硬さを計測することが可能なため、肝硬度の判断や...
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