2022-02

検査値

腎機能

腎機能 尿素窒素およびクレアチニンがパニック値となる原因で最も多いのは腎機能障害である。腎機能障害の発症が急性なのか慢性なのかで対応が変わってくる。そのため、前回値との比較や患者背景を把握することが重要である。 腫瘍崩壊症候群...
検査値

アミラーゼ

アミラーゼ アミラーゼは、でんぷんなどの多糖類を分解する消化酵素の1つで、主に唾液腺由来(S型)と膵由来(P型)とに分別される。血中アミラーゼが高値の場合、唾液腺由来なのか、膵由来なのかを鑑別することが重要である。 特に膵由来...
小児

尿管瘤

尿管瘤(ureterocele) 膀胱内尿管が嚢腫状に拡張する疾患で、尿管口の狭窄により尿路の拡張を伴うことがある。 単純性(simple ureterocele)と異所性(ectopic ureterocele)があり、異所...
検査値

肝機能2

ASTおよびALT アミノトランスフェラーゼは、アミノ基とケト基を転移する反応を触媒する酵素の総称。AST(aspartate aminotransaminase)とALT(alanine aminotransaminase)は、以...
検査値

肝機能

肝機能 肝臓は、蛋白合成や胆汁生成に加えて、エネルギー代謝や尿素、乳酸の解毒などの生体にとって重要な役割を担っている。 一方、肝疾患があっても症状が進行するまでは症状が出にくく、臨床検査を用いた健康診断でのスクリーニングや外来...
胆嚢胆管

先天性胆道拡張症

先天性胆道拡張症 congenital biliary dilatation 先天性胆道拡張症は、肝内あるいは肝外胆管が嚢状あるいは紡錘状に拡張する疾患である。 形態学的な分類では、Alonso-Lej分類に肝内胆管の拡張と、...
腎臓

腎細胞癌

腎細胞癌 renal cell carcinoma 腎尿細管上皮より発生する悪性腫瘍で、線維性被膜を有する。進行すると腎盂内あるいは腎外へ増殖するため多彩な形態を呈する。 臨床的3大主徴は、①無症候性血尿、②側腹部痛、③腫瘤の...
胆嚢胆管

膵胆管合流異常

膵胆管合流異常 膵胆管合流異常では膨大部に入る前の括約筋が欠如し、膵液が総胆管に混入して胆管炎を引き起こす。膵管圧が総胆管圧よりも高いために膵液の逆流により総胆管粘膜が障害されるためであり、総胆管の嚢状拡張がみられるものが多いが、み...
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